2016年12月 9日 (金)

認知行動療法の安全施策② (2321)

安全施策の2番目は、レスポンデント行動。

特定の刺激による生得的な無条件反応が、
他の任意の刺激によって誘発されるもの。

典型的な例が、「パブロフの犬」と呼ばれ、
鈴の音の後にエサを与えていると、
鈴の音だけで、唾液が出てくるというもの。

警察のパトカーを見ると、姿勢を正し、
真っ直ぐ前を注視して運転してしまいます。

過去に、警察の怖い指導を経験したことから
警察を見ると怖い指導を連想してしまい、
自然と、姿勢を正してしまうようになった。

そこで、年末の交通安全運動時には、
警察官ポスターを職場に掲示したりする。

2016年12月 8日 (木)

部下の無能(2320)

部下の無能を嘆く管理者がいます。
「とんでもないことをしてくれた!」とか、
「こんな常識的なこともできない!」とか、
「全く考えないで行動している!」とか。

でもよく考えてみてください。

そのような無能な部下にしたのは管理者です。
有能な部下になることを怠っていたのです。

無能は、部下ではなく、管理者なのです。
そのことが分からない管理者こそ失格です。

部下は、管理者を映す鏡です。
部下の姿に、管理者の能力を見るのです。

2016年12月 7日 (水)

認知行動療法の安全施策①(2319)

安全施策の1番目は、「1秒ルール」です。

「1秒ルール」とは、行動を強化したり、
消去したりするためには、その行動の
直後に強化子を与える必要があるというもの。

安全な行動を強化するためには、
安全な良い行動の直後に強化子を与える。

強化子とは、注目したり、ご褒美を与えたり、
獲得物が得られたりすることです。

消去の強化子には、怒られたり、罰を与えたり、
配置換えを言い渡されたりすることです。

こんなことを言ってもよいだろうかとか、
あんなことを聞いてもよいだろうかと
悩まずに、躊躇無くその時その場で、
一人ひとりに合致した強化子を与えましょう。

2016年12月 6日 (火)

最大多数の最大同調(2318)

気の弱い経営者が陥りやすいものが、
最大多数の最大同調を目指してしまう経営です。

この経営は、行政が普通に陥るものです。

経営者が陥ってしまうのは、従業員に対して
日和見的に振る舞ってしまうからです。

特に、処遇を決めるときになりやすいです。

経営の目的や目標が何であるのかを
しっかりと見据えて、それを目指して
情熱を注ぐことが第一なのですが、

目的や目標を明確にし、効果的、合理的に
その達成を目指しますと、それから外れるものを
削いでいくことになります。

その時に、離反する者や排除する行動が
経営の弱小化を招くことに至ることが予想され、
それを回避するために、最大多数の最大同調を
是としてしまうのです。

2016年12月 5日 (月)

変えられない理由(2317)

人は、嫌なことに出会いたくないと思います。
嫌なことが予想されると、回避しようとします。

その嫌なことには、2種類あります。
過去に経験した辛く、苦しいことが再来する
ものと、快く、楽しいことを失うことです。

辛いことの再来は、関連するものによって
併発すると思えるので、その関連性の真意を
確かめることに理性的、合理的に行動を
変えて行くことができるでしょう。

難しいのが、後者の快いことを失うものです。

人は、現状の生活が安定していることによって
快いものだと思うものです。

現状より悪いものにはしたくないと望み、
生活を変えることは、悪くなる恐れをもって
いますので、悪くなることを回避しようとします。

既得権を守ろうとしたり、経営スタイルを
変えまいとする行動がそれです。

次代が変わり、社会が変わっていることを
認識させても、変わろうとしません。

力説すればするほど、抵抗を強めていきますので、
非常に難しい問題です。

2016年12月 4日 (日)

雇用創出への助成金(2316)

「雇用を創出した事業主や設備投資した事業主
に対して助成する」という助成金があります。

一見、積極的な企業活動を支援することにより、
経済を活性化させようという意図を伺えますが、

雇用を創出したり、設備投資に踏み切った企業は、
その事業活動を支える継続的な定番収益を
確保しているから行えるのであって、

その雇用や投資が次代の継続的な定番収益を
創出する人づくり、事業づくりに注力していく
ところにいます。

その注力活動に補助金や助成金が与えられても
うれしくはないでしょう。

受給手続きには、かなりの時間が必要になる
ばかりか、そのための写真や記録の整備にも
相当な手間をかけることになります。

ちゃんとした経営をしている事業所では、
「信用していないのか!?」「バカにして
いるのか!?」と思えてきます。

むしろ、雇用を創出したり、設備投資した企業を
社会的に評価し、表彰していく方が良いでしょう。

現状の補助金や助成金は、お金を生むところに
お金が集まるしくみになっているか、継続的な
補助金や助成金を必要とする企業の弱体化に
なっています。

2016年12月 3日 (土)

対立を超える(2315)

人の情動や願望を瞬時に読み取り、
目的や目標に向けて合意を形成させていく。

もし、その情動が否定的なもので、
願望が自分に対するディスカウントだったら、

目的、目標に向かうことはできないので、
合意を形成させていく取り組みを
始めることはできません。

しかも、読み取り、合意形成を働き掛ける
相手の態度が否定的であり、なおかつ
ディスカウントなので、読み取った者は
決別を決心するのが自然です。

しかし、読み取り、合意形成者の理念が
それよりももっと先の永遠的なもので
あるならば、その否定的、ディスカウント
行動を教育指導の対象とし、その事象が
現れたこの時を絶好の機会と捉えることが
できるでしょう。

そうしたら、ディスカウントされたことが、
反発、反抗、反逆の感情を引き起こす素
ではなくなるでしょう。

2016年12月 2日 (金)

対立を超える(2315)

人の情動や願望を瞬時に読み取り、
目的や目標に向けて合意を形成させていく。

もし、その情動が否定的なもので、
願望が自分に対するディスカウントだったら、

目的、目標に向かうことはできないので、
合意を形成させていく取り組みを
始めることはできません。

しかも、読み取り、合意形成を働き掛ける
相手の態度が否定的であり、なおかつ
ディスカウントなので、読み取った者は
決別を決心するのが自然です。

しかし、読み取り、合意形成者の理念が
それよりももっと先の永遠的なもので
あるならば、その否定的、ディスカウント
行動を教育指導の対象とし、その事象が
現れたこの時を絶好の機会と捉えることが
できるでしょう。

そうしたら、ディスカウントされたことが、
反発、反抗、反逆の感情を引き起こす素
ではなくなるでしょう。

2016年12月 1日 (木)

働きやすい職場環境づくり(2314)

企業が、健全に発展していくためには、
従業員が働きやすい職場環境が必要だと
よく言われます。

従業員が、伸び伸び、存分に働くことで
企業が最大のパフォーマンスを得られる
というものです。

理屈で分かっても、その職場環境を
用意することは容易ではありません。

事業環境が変化する上に、従業員の心情
どころか、従業員そのものも変わって
いってしまうからです。

個別に対応していたのでは限界があります。
労務のシステムに導いていく必要があります。

その時の視点が、「自分がしたいことや
興味があることには、夢中になれる」です。

会社の事業を担う仕事の個々に、従業員
ひとり一人がそのように思える仕組みを
作り込んでいくことです。

2016年11月30日 (水)

お客様を取り違える(2313)

お客様を取り違えるととんでもないことになる

ということは、誰にもわかります。

 

社会的立場のあるひとなら、常々関わる人達に

言葉を変え、表現を変えて言っていることです。

 

しかし、多くのお金を投資したり、

とんでもないことになる事態に遭遇したとき、

足下に目がいってしまいます。

 

しっかりと立って、波風に足下をすくわれない

ように、振る舞おうとします。

 

そうなると、途端にお客様を見失っています。

足下にまとわりつくものの抵抗を少しでも

少なくし、歩きやすくしようとします。

 

足元にまとわりつく者は、お客様ではありません。

利害関係者か批判者となります。

 

利害関係者をなだめ、批判者をかわすことで、

足下をすくわれないようにします。

 

それが、お客様の利益にならないどころか、

お客様の利益を害することはあきらかでしょう。

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