2017年7月22日 (土)

挨拶をしない者(2)(2542)

「挨拶をしない」とか「報告がない」
とか、しないことを挙げていくことは、
部下の行動を問題視しているようで、
実は、自分の不遇さ、不適さ、不相応さ
を再確認していることが裏にあります。

「挨拶をされない自分」「報告されない
自分」を現実として受け止めています。

故意にそのようにされますと、人は
苛立つどころか、その者に敵意を
抱きます。

部下の「~がない」を挙げる経営者は
部下に苛立っているようで実は、
自分の不遇さに苛立っているのです。

部下の「~がない」を拾い上げるのは、
見たくない自分、あって欲しくない自分、
嫌な自分を呼び戻しているのです。

部下を利用して、苛立つ自分を
誘い出しているようなものです。

そのような自分を苦しめる状態に
あえておこうとしないで、
部下の「~がない」ときにしている
ことにフォーカスしましょう。

2017年7月21日 (金)

挨拶をしない者(2541)

「あいつは、挨拶を全くしない!」と
ぼやく経営者にたまにあいます。

同様に、「報連相をしない!」とか、
「具体的な提案をしてこない!」とか。

さらには、「やる気がない!」とか、
「覇気がない!」とまで言う方もいます。

それらは、どれも「~がない」です。
まるで、そこに人がいないかの様です。

経営者は、「~がない」ことを問題に
しているのですが、部下の行動を
観察して理解していません。

従業員は、生きている人ですので、
何らかの活動をしているはずです。

その活動を捉えないと、その者の姿
が浮かび上がってきません。

単に、部下を批判批難しているだけです。
悪意があれば、拒絶し、排除したい
ことにもなっていきます。

バッターがボールを見送り三振したとき、
「打とうとしない」ではなく、
「ボール玉を打つ凡退を避けた」とか、
「好球出打を用意していた」とかです。

そこが捉えられれば、部下への対応が
全く変わってきます。

2017年7月20日 (木)

叱責を恐れる(2540)

几帳面できちきちと仕事をこなす人は、
仕事をこなさなかった時の叱責を恐れて
いることが多いです。

これは、叱責という嫌子の出現を
仕事をこなすことで回避しています。

決して、仕事が好きだからとか、仕事が
楽しいからと言う積極的な理由ではなく、
叱責回避という消極的行動です。

問題なのは、叱責を恐れているという
基本姿勢です。

叱責する者との積極的な交流は望まず、
むしろ対立的な関係の下にあります。

対立的関係は、敵意を形成させます。
場合によったら、攻撃性を顕わにします。

それが、大人しくて、真面目で、
きっちり仕事をこなすのが常だった人が、
ある日豹変し、経営者を慌てさせる
という事態を引き起こしたりします。

2017年7月19日 (水)

嘘を言われる(3)(2539)

正直に言うのか、嘘をつくのかは、
正直に言うことによってえられる好子と
嘘をつくことによって回避できる嫌子と
どちらが大きいかできまります。

信頼や注目といった好子の大きさが、
世間体や見えを損ねる嫌子の大きさを
上回っていれば、正直に言います。

失いたくない好子は、その場にきている
目的目標に近づいていると思えること。

阻止したい嫌子は、レッテルを貼られる
ことだったり、病んでいる、バカになった、
能わない人だと烙印を押されること。

そこで、その場にきている目的目標が
どれほど大きいか、どれほど大切か
ということが問われているということ
になります。

2017年7月18日 (火)

嘘を言われる(2)(2538)

嘘をつこうとするのは、正直なことが
自分の都合に合わず、不利益ななると
思えているからでしょう。

それは、「好子消失阻止による強化」か、
「嫌子出現阻止による強化」です。

嘘をつくことによって好いことが起こる
ならば、「好子消失阻止による強化」です。

嘘をつくことによって、賞賛やご褒美が
もらえるならば、「好子出現」です。

もし、嘘をつくことで、叱られたり
咎められたりされることが回避できる
ならば、「嫌子出現阻止」です。

嘘をつくことによって「好子」を得ようと
するものは、人を騙すことで、詐欺師や
横領者で、犯罪者になりますので、
ほとんどの人はしないでしょう。

嘘をつくほとんどの場合が、嫌子を回避
する行動です。

嘘をつく者に都合の悪い情報があるので、
正直な報告動機が起こらないのです。

嘘を言われる(2537)7/17

嘘を見抜くようにすることよりも、
この場では、嘘を言うことが得策にならない
と思えるようにすることです。

嘘を見抜こうとするとき既に、相手を
疑いの目で見ています。

それは、自分自身が警戒している状態です。
自分が窮地に追い込まれまいとする
「嫌子出現阻止による強化」状態です。

その姿勢は、相手を敵対視しています。
相手の嘘という攻撃に自分が屈するのか、
その攻撃を見抜き、その策術にはまらない
ようにできるのかという緊張状態です。

緊張状態にある者を快く思う人はいません。
既に、嫌子状態をつくり出しています。

さらに、自分を疑いの目で見ているので
全く、嫌な人に映ることでしょう。

嫌な人に、誠実で、正直に対応する
動機は起こらないことでしょう。

2017年7月16日 (日)

消極的回避行動(2536)

何かをすることが、おっくうになるとき
があります。家事も犬の散歩も。

そのようなときに、活動を抑制してしなうと
そのときは楽になるでしょう。

しかし、しばらくすると、何もしなかった
自分、何もできなかった自分を悔やみます。

貴重な時間を無為に過ごした、やるべき
ことをほったらかしした自分や何もできない
自分を詰るのです。

それは、さらにおっくうにさせていきます。
おっくうが、おっくうを増幅させていきます。

この負のスパイラルから脱出するためには、
活動することしかありません。

2017年7月15日 (土)

信頼を基調にする(2)(2535)

「騙された!」「裏切られた!」という
事実は、自分の価値が切り下げられた
というものですが、逆に、その経験を
自分の価値を引き上げるものに転換する
方法があります。

それは、①どのようなものを、
②どういうときに、③どのようにして
そいう事態を引き起こしているかを
把握することです。

できれば、前兆なり、その事態に
導く布石のようなものが無かったか?
を掴むのです。

この経験の多さが信頼できる人の分別と
なるでしょう。

また、そのような前兆や布石に会いながらも
事態の進行を許していた自分にも気付く
ことでしょう。

それは、「相手に、約束をしっかり
果たそうとする行動を誘引する自分を
形成することにもなるでしょう。

2017年7月14日 (金)

信頼を基調にする(2534)

信頼を基調にするということは、
自分が信じられ、頼られると同時に、
相手を信じ、頼るということです。

自分が信じられ、頼られることは
健全な人は当然であり、大切にします。

しかし、相手を信じ、頼ることは、
健全な人手も躊躇することがあります。

それは、裏切られたときに負う
不利益を思うからです。

その不利益の中でも日常で多いのは、
精神的な苦痛です。

「騙された!」「裏切られた!」という
事実が、「自分が蔑ろにされた!」とか、
「自分が疎まれた!」という思いとなり、
相手に対する抵抗心や敵意を生みます。

自分の価値を大事にするあまり、
現有の価値を喪失しないようにするのは
普通ですが、自分の価値を大きくする
ことを考える人は、小数です。

2017年7月13日 (木)

信頼(2533)

「信頼」とは、goo辞書では、
「信じて頼りにすること。」
「頼りになると信じること。」
とありました。

「Aという行為を、○月○日までに行う」
という約束を交わしていたならば、
その約束を信じ、○月○日まで待つか、

約束を交わした相手が、また新たな約束
を交わしてくれたことで、「人の為に
よく働いてくれる人だ」と感嘆する
評価を与えることです。

しかし、自分に異論、反論、批判を
投じて来ない者。従順で、協力的で、
支持してくる者を「信頼できる者」
とする人がいます。

それは、自分に都合の良い「Yes Man」
をそう見ているに過ぎません。

異論や反論を投じて来たとしても、
その意図するところが、会社組織の
発展繁栄であるならば、交わした
雇用契約の主旨に合致しますので、
「信頼できる者」となります。

むしろ、そのような者は貴重な存在
であり、存分に働ける場を設けて
あげるべきです。

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